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南部美人の酒づくり 「貯蔵」編

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貯蔵のこだわり

南部美人では2019年に新築した大型冷蔵倉庫により、特定名称酒に関しては火入れは1回だけ、瓶燗急冷却火入れをしたお酒を全てマイナス5℃の冷蔵庫で瓶貯蔵しております。
「生酒じゃないの?」と良く同業者には聞かれますが、生酒ではなく「火入れ」のお酒をマイナス5℃で貯蔵しています。
生酒に関してはあまり南部人では商品としてありませんが、同じマイナス5℃の冷蔵貯蔵庫で管理しています。
つまり、生だろうが火入れだろうがマイナス5℃で管理する、というやり方をしています。

なぜそんな低温で管理するかというと、出来るだけお酒を南部美人の蔵の中では熟成させず、しぼった時に近いフレッシュな状態で保存しておきたいからです。
南部美人の目指すお酒はきれいで美しい酒質。
それはフレッシュであることも大事な条件になっています。

マイナス5℃で貯蔵されたお酒は出荷の直前にラベルを張られて蔵を旅立っていきます。
出来るだけ良い状態で蔵では貯蔵していますので、皆さんも家のお酒が届いたら出来れば冷蔵庫に入れて保存していただけるとさらにフレッシュな酒質は長持ちしますので、よろしくお願いします。

そして、南部美人の中でも普通酒と言われる地元で飲まれるお酒に関しては、本火入れをプレートヒーター急冷却火入れで行い、5℃から10℃の冷蔵タンクで貯蔵します。
これは、普通酒に関してはほとんどが燗酒で飲まれる事もあり、フレッシュな酒質で出すよりも、少し味を熟成させてから出すようにしています。
ある程度熟成が進んだら、割り水して再度瓶詰をします。
その際の瓶詰は、特定名称酒と同じ「瓶燗急冷却火入れ」をします