蔵元だより
南部美人inニューヨーク・ロサンゼルス その4
今週からは二戸市の海外PR事業「小さなまちの大きな挑戦」がニューヨークではじまります。今年で3年目、3か年計画の最終年として、これまで世界の中心であるニューヨークで二戸市が誇る様々な伝統文化の発信をしてきました。今年はその二戸市が誇る素晴らしい伝統文化の1つで、ニューヨーク初参戦となる「蕎麦」のPRをします。二戸市にはこのニュースにも度々出てくる、二戸市内の蕎麦好きの集まり「二戸ご法度の会」があります。ここではいつも二戸市で栽培された岩手原産種の蕎麦「岩手中生(いわてなかて)」を自分たちで栽培して、それを食べる会をしていますが、今回はこのご法度の会から蕎麦打ちの段位を持つ職人の女性にニューヨークまで来ていただき、実際にお客さんの前で蕎麦を打ってもらいそれをゆでたてで食べてもらうイベントを、ニューヨークでも今最も繁盛している和食レストラン「AZASU」で行いました。
実際に蕎麦粉を持ち込み、お店で手打ちをしてその様子を見ながら食べる蕎麦にアメリカ人をはじめ、多くのお客さんが感激していました。もちろん蕎麦といえば酒ということで、南部美人もしっかりと振る舞い、二戸産の蕎麦と酒の相性を楽しんでいただきました。初めての試みでしたが、二戸市の伝統文化で、大事な物産である蕎麦を大いにPRすることが出来ました。