蔵元だより
ノルウェーからのお客さん
ノルウェーで「裸島」というヨーロッパ初の日本酒の蔵の杜氏をしているブロック・ベネットさんが南部美人に酒造りの見学にやってきました。裸島は前の杜氏さんで、このお酒を立ち上げたジキウンさんと私は懇意にしておりましたが、その関係で、新しい杜氏さんに酒造りを見せてほしい、という依頼でブロックさんがやってきました。ちょうどうちで研修をしているベン・ベルがいるので、彼に案内を手伝ってもらい、全て仕込みの様子を見ていただきました。まさか、昔は外国で日本酒を造っている酒蔵が、自分の蔵に勉強のために見学に来るなんて想像も出来ませんでしたし、今現在の日本酒を通した国際交流がここまで来るとはすごい時代だな、とうれしく感激をしました。日本国産の日本酒も、外国産のSAKEも品質が高くなることで損をする人は誰もいません。学びあってこれからも愛飲していただく日本中、そして世界中の方々のために頑張っていきたいと思います。