蔵元だより
4月6日
全国新酒鑑評会が今年も開催され、その出品を終えました。岩手県新酒鑑評会で金賞を受賞したお酒を中心に、再度岩手県内の酒蔵や工業技術センター醸造部の先生方と持ち寄りを重ね、最後の1本を選び出し、出品をしました。全国新酒鑑評会は今日出品して明日審査する、ではありません
。審査までしばらく時間がかかるため、その時間でのお酒の熟度を計算して、審査の時に一番いい状態になるであろうものを選びます。つまり、今一番いいものは出せません。ここが一番難しいところで、審査の時にはたして本当によくなるかどうか、は経験でしか見ることができませんので、出品する際にはかなり皆さんの意見が割れますが、少しずつ修正をしながら、まとめていきます。これが大変苦労で、最後の1本にたどりつくのは本当に長い時間がかかります。
今年は7年連続金賞がかかります。あとは神に祈るだけ・・・。結果は5月に出ますので、皆さんもお祈りをよろしくお願いします。