今年は寒い春で、岩手はまだ残雪が残り、朝晩は氷点下まで下がる、異例の寒い春です。南部美人では酒造りがまだ行われており、この寒い春は酒造りにとっては大変ありがたく、仕込みがやりやすく、とても良いのですが、先日もちょっと契約栽培している農家の皆さんとお話をしましたが、このまま寒いと田植えに影響してしまうということで、微妙な気持ちになりました。やはり自然の摂理というのは難しく、それだけ酒造りは自然の中で行われ、自然と共にあるのだと感じました。