蔵元だより
4月11日
南部美人inメキシコ その2
メキシコの二日目ですが、南部美人をメキシコで卸販売していただいているKUMEさんにお邪魔しました。東日本大震災における南部美人の状況を説明させていただき、さらにはそこから東北の酒蔵が今どれだけ頑張っているかお話をさせていただきながら、震災の際には大変応援をいただきましたので、そのお礼もさせていただきました。さらに、新しく倉庫と事務所を作っているということで、そちらの新社屋を見学させていただきました。
昔、レコードスタジオだったところを買い取り、倉庫と新事務所にするということで、まだ工事中でしたが、常温管理できる米やパン粉などはすでに入荷しておりました。お酒は冷蔵管理しなければいけませんので、冷蔵庫は只今建設中ということで、その場所も見せていただきました。メキシコでも和食の伸びとともに、KUMEさんの業績も好調で、これから新社屋で日本酒も冷蔵管理しながらメキシコに流通すると思うと、楽しみです。
さらに、その後は、サントリーレストランにお邪魔しました。メキシコで複数店舗運営しているサントリーレストランで南部美人のプレゼンをさせていただき、今後お取り扱いに進むことになり、こちらも楽しみになりました。
メキシコはロシアと同じように、驚くほど経済発展しており、日本人の抱くメキシコのサボテンとかのイメージは首都メキシコシティーには全く無く、和食レストランもどんどんオープンしており、これからが楽しみな国の1つです。ロシア同様、まさに「日本酒の夜明け前」の感じがしておりますので、これからもKUMEさんとしっかりと組んでメキシコに南部美人と日本酒を広めていきたいと思います。