蔵元だより
全国新酒鑑評会公開きき酒in東広島
先日発表させていただきました、本年の全国新酒鑑評会において、南部美人は「本社蔵」「馬仙峡蔵」のダブルで「金賞」を受賞させていただきました!今日はその審査されたお酒の公開きき酒が東広島で開催されており、全国から大勢の蔵元、杜氏さん、製造技術者の皆さんが集まっています。
各エリアごとに見事に並べられた鑑評会出品酒。仙台国税局エリア(東北6県)は今年も金賞受賞率が日本一だったこともあり、朝から大行列になっていました。
行列に並ぶこと1時間ちょっと、やっとかわいい、かわいい自分の娘たちに会う事が出来ました。おそろいで並んで「金賞」の札をつけてもらい、ちょっと照れくさそうに笑っているように見えるのは、たぶん世界で私だけなんだと思います(笑)。
本社蔵はこの12年で11回の金賞受賞、馬仙峡蔵は3年で2回の金賞受賞という驚異の受賞率です。連続で受賞することがどれだけ大変か、本当にこの場に来ると全体のレベルの高さに圧倒されます。
これで終わり、というゴールは酒造りにありません。反省するところは反省しながら、他の蔵の良いところを取り入れられるように技術を磨ぎ、研鑽し、また来年につなげていきたいと思います。
杜氏をはじめ蔵の製造スタッフ、それを手伝ってくれた全社員の皆さんの頑張りとチームワークがあったからこそ、ダブルでの金賞を受賞できたのだと思います。感謝の言葉しかありません。
岩手の金賞受賞率もここ数年では最高の数字でした。岩手県の吟醸酒を引っ張っていきながら、これからも多くの愛飲家の方々に素晴らしい吟醸酒を届けていきたいと思います。
引き続き応援をどうぞよろしくお願いします。