4月23日
今年の岩手は春が来るのがとても遅く、まだ朝晩は寒い日が続いていますし、桜の開花ももう少し先になりそうです。こんなに遅い春はあまり記憶になく、まだ酒造りを継続している酒蔵にとっては寒い春はありがたいのですが、これから行われる今年の田植えにとっては、あまり寒い春は歓迎されません。
異常気象はここ数年、様々な形で私たちに影響を及ぼしてきていますが、今まで通り、という概念は少し変えて、変化に対応できる酒造りでなければ乗り切っていけないのだと最近感じています。不変なものは変えず、環境の変化などには十分と対応できる酒蔵でありたいと思います。