蔵元だより
南部美人inプラハ その5
ゾフィン宮殿でのウエルカムレセプションが終わり、次の日からいよいよジャパンウィークが本格的にはじまりました。プラハカンファレンスホールでの伝統芸能の発表や、展示ホールでの日本文化の発信など、日本全国から様々な団体がこの日のために準備してきた発表を行いました。それに先立ち、テープカットセレモニーも開催され、盛大にジャパンウィークがスタートしました。南部美人も展示ホールでIWCチャンピオンサケの特別純米酒を紹介しています。
さらに、夜は、プラハの日本食でもとても有名な「MIYABI」さんにお邪魔してきました。オーナーはチェコ人の女性ですが、日本語はペラペラ。さらには茶道に精通しており、自身の茶室もプラハに用意しているほどの日本通です。昨年は日本政府から和食を世界に広める功労者として表彰されました。お店もとても清潔で上品。しかも畳の個室まで用意されており、本当に素晴らしいお店でした。お料理も最高でしたが、やはり日本酒が通常ルートで仕入れることが出来ず、オーストリアやドイツからの並行輸入という事で悩んでいました。
プラハはこの一週間、まさに日本の色に染まります。30年以上続くジャパンウィークが大成功するように祈っています。