海外の醸造家へのセミナーの2日目。2日目は、前日の私達の講演を聞いて、質問などがあれば出していただきそれにこたえるパネルディスカッション形式での勉強会になりました。多くの質問をいただき、1つ1つに私、ハーパーさん、小松さんが答えていきました。鋭い質問や、昨日の私達の講演を聞いての関連した悩みなどをたくさん出してもらい、私もあらためて今回このような醸造セミナーを開催してとても良かったと心から感じました。終了後は名刺交換をたくさんして、個別に質問などにたくさん答えて、時間がいくらあっても足りないほどの盛り上がりでした。また、うれしかったのは参加している北米の醸造家の皆さんたちがお互いに仲良くなり、連携する姿が見えて、これも1つの大きな成果なのだと感じました。アメリカ人同士、そして日本人ですがアメリカでお酒を醸す人とアメリカ人同士で情報の交換がこれからさらに盛んになることで、さらなる高品質な酒造りが行われることと思います。現地生産のお酒の品質が高まることで、日本酒はさらにその先のステージに行く事が出来ます。そういう時代を創らなければいけないと心から思いました。