蔵元だより
ヴィーガン(Vegan)取得の報告
南部美人ではこの度、アメリカ、欧州、カナダ、インド、オーストラリア、日本において、完全菜食主義者「ヴィーガン」の方々が飲めるお酒として認定をいただきました。詳しくはプレスリリースに書いていますが、以前から世界に挑戦していく際に、日本酒がピュアであることの魅力、ということをノンジャパニーズの方々がとても評価している事がわかっていました。しかし、そのピュアで純粋な日本酒の価値を自分たちだけで伝えて行くよりも、外部の方々に評価をしてもらい、認証されることで、世界にしっかりと日本酒の新しい価値を伝えて行く事が出来ると考え、2013年にはコーシャの認定を受け、今回はそれに続き、ヴィーガンの認定になりました。
南部美人のヴィーガン認定により、日本でまじめにしっかりと酒造りをしている蔵は、ヴィーガンの認定を受けられる可能性が高まりました。今後、多くの蔵がヴィーガン認定を受けることで、日本に来るインバウンドの外国人や海外輸出でも、より食の安心安全、そしてピュアなものを好む方々に日本酒の価値を高めていく事が出来ます。
日本酒の世界への可能性はさらに高まり、日本国政府が推し進める農林水産物・食品の輸出額1兆円目標を達成する一助になれるとも思います。何よりも、日本の伝統文化の価値が美味しい、とか歴史があるとか、そういった今までの価値とは違う部分で認められたことがとてもありがたく、これからも日本酒全体の価値を世界に高めていくために走り続けて行きたいと思います。応援よろしくお願いします。