蔵元だより
ありがとう平成、そして新時代令和
2019年4月30日、激動の平成最後の日でした。5月1日、今日から新時代「令和」になります。平成は南部美人にとっても大きな変化と躍動の時代でした。私や常務が蔵に戻った事、六代目蔵元予定者の誕生、南部杜氏自醸清酒鑑評会での首席第1位を2連覇、輸出の開始、山口杜氏逝去、私の祖父と祖母の逝去、東日本大震災、父の褒章受章、糖類無添加梅酒の特許取得、馬仙峡蔵の新設と新規清酒製造免許の取得、東北清酒鑑評会での第1位受賞、世界一の称号IWCチャンピオンサケ受賞、サケコンペティション2連覇と2冠達成、数え切れないほどのドラマがあった時代でした。30年、長いようで短く感じるのは私だけでしょうか。
激動の平成が終わり、新時代「令和」がはじまります。令和はどんな時代になるのでしょうか。確実に言えるのは五代目蔵元の私の時代から六代目蔵元にバトンタッチをしていく時代であること、そして令和を迎え数年後には創立120周年を迎える事、2蔵での酒造りを進化させていく事、未来をどのように切り開いていくか、次の100年に向けてどのようなアクションをしていくか、そして株式会社南部美人として組織をどのように活性化していくか、やる事は山積みです。
1つだけ言えることは、令和の時代も戦争の無い、安寧の時代であってほしい事です。令和はどんな時代になるのか。さあ、新時代の幕開けです。