蔵元だより
南部美人世界一周 その6ウガンダ
ウガンダを後にして世界一周の次の国、南米はウルグアイに向かいます。その前に、飛行機に乗るまでの時間を使って、ウガンダのエンティベ国際空港から車で10分ほどの「ウガンダ野生生物保全教育センター」を訪問しました。ここはその名が示す通り、親を失った動物の保護や不法取引で没収された動物を保護し、野生動物やその保護の必要性を若い人を中心としたウガンダの国民に教える場となっています。私達が行った時も子供達が大勢制服で来ていました。このセンターは特別なプログラムがあり、動物に触れられるプログラムを選択すると、ガイドの先生が一緒に付いてくれて、様々な動物とふれあう事が出来ます。
ここの代表的な動物はハシビロコウ。なんと名前は「スシ」と言います。このセンターは横浜市と連携していて、その関係もあるのか、ハシビロコウの名前は日本の寿司から取ったようです。このハシビロコウはなんと「お辞儀」をするので有名で、まさに日本の名前を冠した日本の作法であるお辞儀をする鳥ということで本当に驚きました。人間に合わせてお辞儀をする、ということで私も試してみましたが、本当に一緒にお辞儀をしてくれました!これは感動でした。
それ以外にも麒麟に餌やりが出来たり、チーターや象とふれあったり、日本ではなかなか出来ない経験をさせていただきました。
親を失って自然界では生きることが出来ない動物を保護する取り組みはとても素晴らしいと思います。密猟も無くならないと聞きました。いつの日か大自然の宝庫であるアフリカの動物達にも素晴らしい未来が来ることを祈っています。