岩手県洋野町の西大野商店さんの昔の酒蔵から見つかった江戸時代の南部杜氏の酒造り指南書を再現した江戸時代のお酒を昨日しぼりました。もっと雑でもっとくどい酒が出来るのかなと思っていましたが、大変バランスが良い酒になってしまいました。おそらく江戸時代はもっと酒造技術が良くなかったし、家付き酵母の力も弱かっただろうからこんなに「上手に」酒は出来なかったと思いますが、まずはプロジェクトチームの1年目としては良かったのかな、と思います。2年目の来期は洋野町の西大野商店の井戸から水を持ってきて、可能ならば西大野商店の蔵の家付き酵母を分離できればそれも使ってみたいと思います。

古のこの地域の皆さんが「こんな酒を飲んでたんだ」というロマンを求めて岩手で見つかった南部杜氏の歴史ある指南書を大事にしながら3年計画でこのプロジェクトを完成させていきたいと思います。