蔵元だより
外務省赴任前研修日本酒講座 感謝の夕べ
今、日本から各国へ任務で赴く外交官は必ず日本酒の勉強をしてから赴任します。これは「当たり前」ではなく、この約10年で出来上がったシステムです。これを立ち上げた株式会社 コーポ・サチの代表でサケサムライコーディネーターの平出さんや、当時の外務省の担当やかかわりのあった皆さんが音頭を取り、ここまで講師としてこの講座に参加した蔵元と共に感謝の夕べを開催していただきました。驚くほどの日本を代表する蔵元が集まり、こういった蔵元自らが講師となり、世界で活躍する外交官の皆さんに日本酒の事を伝え、日本酒の想いを語る。こんな素晴らしい国は他にありません。まさに「國酒」。日本の外交官は刀ではなく酒という文化を使って世界で戦っています。私もその一助になれて心から誇らしく思います。昨日は浦霞の社長で日本酒造組合中央会副会長の佐浦さんが私達を代表して素晴らしいご挨拶をしていただきました。