今回のハワイ訪問はチェリーの試飲会はもちろん大切でしたが、もう1つ大切な目的がありました。ビッグアイランドと言われるハワイ島でSAKEを醸している高橋千秋さんのアイランダーサケの蔵を見学させていただく事です。今回は日本からこのアイランダーサケの見学を同じく目的に千秋さんと私の酒友の皆さんも参加。私もハワイ島は初めてでしたが、まさにハワイの風が名物。千秋さんのアイランダーサケも「ハワイの風で醸す」を大きな目的に、最高に効率よく、そして科学者である千秋さんのこだわりがたくさん詰まった酒蔵でした。その夜は酒蔵で歓迎会を開いていただき、酒友の皆さんとハワイ島の風を感じながらアイランダーサケの素晴らしい味わいを楽しむことが出来ました。アイランダーサケはコストの関係でアメリカ本土から米を入れるのではなく、日本から入れています。その成果もあり、日本の地酒とほとんど変わらないクオリティーのお酒が出来ています。苦労しながら蔵を立ち上げ、本当に素晴らしい成果を残しているので、これからも技術面で最大の応援をしていきたいと思います。