蔵元だより
南部美人inボストン、NY、シカゴ その2
ボストンからニューヨークに移動してきました。久々のニューヨーク。お天気も良く、とても気持ちがいいです。
今回のニューヨークは、日本酒輸出協会が1998年からニューヨークジャパンソサイエティーと開催している日本酒セミナーと試飲会のためにやってきました。
昨年は東日本大震災のため、参加することが出来ませんでしたが、今年は2年ぶりに参加することが出来ました。
長年日本酒輸出協会が開催し続けているこのセミナーと試飲会ですが、今回は何と300枚のチケットがあっという間に売り切れてしまうほどの人気で、続けることの大事さを今更ながら感じています。
まず初めに、ジョンゴントナーから日本酒のセミナーをしていただき、今回は日本酒の原材料である米と水について詳しくお話をしていただきました。その後、参加蔵元が壇上にあがり、あいさつをさせていただきました。大勢のお客さんを目の前にして、今更ながらニューヨークの日本酒人気の高さを痛感しました。
その後はブースに移動して、南部美人のお酒を楽しんでいただきましたが、さすがに300名の試飲会ということで、お酒もあっという間になくなってしまうほどの人気でした。
今回は、先月からニューヨークに輸出が始まった糖類無添加梅酒も参考出品しましたが、こちらの人気も非常に高く、飲食店の皆さんからは「待っていました」の言葉をたくさんいただきました。
日本酒に続いて、梅酒の人気も高まっているニューヨーク。今まさに世界の日本酒消費をけん引する、とても重要な街だと感じました。
第1回から参加しているお客さんもいて、本当に懐かしい方にも多く会いましたし、新しいわかいお客さんにもたくさん試飲して南部美人のお酒の良さを伝えることが出来ました。
これからも世界の中心であるニューヨークでしっかりと日本酒の啓蒙普及をしていきたいと思います。