蔵元だより
ワンテーブルデイ
私が会長をしている二戸フードダイバーシティ協議会が主催する、アレルギーのある子もない子もみんな一緒のテーブルで食事をしよう、と始めた「ワンテーブルデイ」。今年も二戸市のチャイルドスクールさんで開催しました。ビーガン料理はアレルギーの7割をカバーする、と言われていますが、今回もビーガンレストランとして世界一に認定されている東京・自由が丘の「菜道」の楠本シェフと、チャイルドスクールの給食部の先生方が考えに考えたメニューを子供たちに食べてもらいました。今回はチャイルドスクールの先生方がメニューを考え、それを楠本シェフが監修する形でよりいつもの子供たちの大好きなメニューをアレルギーフリーで美味しく提供しました。今回は二次原料となる調味料までも全て「小麦」を使わないものにし、うちのライスミルク(麹のノンアルコール甘酒)をふんだんに使い、より工夫されたメニューでした。昨年よりもはるかに「おかわり」と言う子供が多く、今回は先生方の努力が実りました。日本には古来から「同じ釜の飯を食う」という素晴らしい言葉があります。アレルギーのある子もない子もみんな「同じ釜の飯を食う」が実現した素晴らしい1日でした。これからもこの取り組みは続けていきたいと思います。