蔵元だより
【南部美人in中東、東欧、南米、メキシコその1】
コロナで世界に出ることが出来なくなりそこから約5年、昨年から海外渡航が自由になり、4年以上会っていない世界の南部美人を卸販売していただいている皆さんや、関係のあるレストランの皆さんとの関係の再構築を進めています。今年はなかなか行けない遠い国へ年初から動こうと思い、中東から東欧、南米、そして最後はメキシコを回る世界一周でコロナ以前の南部美人とコロナ以降の南部美人の酒造りの大きく進化したところや、新しくコロナ中に取引のスタートした国で蔵元自らの言葉で説明し、新たな未来へ進んでいきます。
まずは中東のドバイに入りました。ドバイは2006年から南部美人は輸出をしており、ドバイのフラッグシップであるエミレーツ航空のビジネスクラス、ファーストクラスの提供日本酒は南部美人特別純米のみです。
そして初日はドバイにこれだけ長く行っていますが、実はジェトロさんには初訪問で、今回ジェトロ盛岡の所長とのご縁でご紹介いただき訪問してきました。なお、今回のドバイ訪問は、大阪と東京で会員制のとらふぐのフルコースを提供する大阪とらふぐの会の澤原会長はじめ皆さんも同行しております。ジェトロさんでは現在の中東情勢から、ドバイのコロナ後の変化、そして日本とドバイの関係の詳しい話などをお聞きしました。本当にありがとうございます。その後はドバイで南部美人を卸販売していただいているMMIさんと一緒に様々な日本食レストランを訪問して南部美人の蔵の説明から試飲をしていただきながらのお酒の説明などさせていただきました。夜はドバイでも南部美人の販売がトップクラスで、ドバイで初のしかもここしかまだ無いという会員制のレストラン「THW ARTS CLUB」のトップクライアント12名限定でプライベートクライアントディナーを南部美人と和食のペアリングで開催させていただきました。2時間開催のはずが、終わってみたら4時間以上経過し、大いに盛り上がったドバイの夜になりました。