蔵元だより
【南部美人in中東、東欧、南米、メキシコその3】
岩手から世界に出て活躍している方はたくさんいます。ドバイにも「Itadaku」というレストランと「TOMO」というレストランで腕を振るうシェフが岩手出身です。この二人に会いに行ってきました。「Itadaku」の坂上さんはジュネーブで和食のシェフをしていて、そこから機会がありドバイに移りました。ドバイでは現地の高級層が住む特別なエリアがあり、そこで和食レストランをオープン。ただ、このエリアは地元イスラムの方々が多いエリアでお酒は提供できないのですが、ハラールに特化した和食を提供し、大成功していました。「TOMO」の高橋さんは私をドバイに導いてくれた方で、前のレストラン「喜作」時代に南部美人をドバイに入れてくれました。ピラミッドの形をしたラッフルズホテルドバイの最上階で大きな和食レストランを展開し、ここはドバイでも唯一のフュージョン無しの純粋な日本と同じクラシックな和食を提供します。今回一緒に行っている大阪とらふぐの会の皆さんとも一緒に2店のお話しを聞いてきました。
その後はドバイから車で1時間30分ほどのアブダビに私は移動し、ZUMAアブダビでソムリエやシェフの皆さんへ南部美人の酒プロフェッショナルセミナーを開催しました。今回通訳を買って出てくれたのが、ミスサケ2021の日本チャンピオンの松崎未侑さん。彼女は今アブダビのフラッグシップエアライン「エティハド航空」のCAとして頑張っています。なおエティハド航空のビジネス、ファーストクラスの日本酒はエミレーツと同じく南部美人特別純米酒が採用されています。
松崎さんの力を借りながら、さすがミスサケの日本チャンピオンで、日本酒の詳しい説明を完璧に英語で出来て、私の想いや南部美人がどれだけ進化しているかなどがZUMAアブダビの皆さんに大いに伝わったと思います。
終了後は、ZUMAアブダビで松崎さんと南部美人を飲みながらディナーをして。日本酒が世界を魅了する最高の未来について語り合いました。本当にありがとうございます!!