蔵元だより
【南部美人in中東、東欧、南米、メキシコその4】
ドバイとアブダビで充実した仕事を終え、次の目的地であるトルコのイスタンブールにやってきました。トルコはアルコールの流通がなかなか難しく、今まで苦労してきましたが、ようやくコロナ禍の中でしたが、少しずつ南部美人が流通するようになりました。それを牽引してくれているのが、ZUMAイスタンブールです。イスタンブールでも最高の和食を提供し、ソムリエチームのキャプテンのエレーナさんは昨年南部美人の蔵にも来てくれて、熱心に勉強し、大いに懇親を深めました。今回、どうしてもイスタンブールに来てほしいというラブコールを受けて、正式に輸出も始まった事もあり、初めてトルコを訪問させていただきました。
西洋と東洋が交じり合うまち、イスタンブール。独特のその雰囲気は本当にオリエンタルという言葉そのものです。早速ZUMAイスタンブールでエレーナさんと食事をさせていただきました。ZUMAイスタンブールには日本人シェフは一人もいませんが、ZUMAロンドン本店や、ZUMAドバイなどでしっかりと学んだシェフ達が素晴らしい和食を提供していました。もちろん南部美人で乾杯をして、イスタンブールの市場の特殊性や、トルコでの和食や日本酒の未来についてたくさんお話しを聞く事が出来ました。ZUMAイスタンブールがあるからこそ、これからのトルコの日本酒の未来は必ず広がっていくと確信しました。