トルコの日本酒や和食などの状況をお聞きするために、ジェトロイスタンブールのビジネス開発部長の友田さんと打ち合わせをさせていただきました。ジェトロではなく、せっかくだからトルコらしいカフェで、という事でなかなか素敵なシチュエーションでお話しさせていただきました。トルコはなかなかまだ日本酒の輸入が大変で、日本食レストランもありますが、日本酒をちゃんと置いて提供しているのは「ZUMA」「ROKA」そして「NOBU」だけになるそうです。それ以外はアメリカから輸入される大手のお酒1種類くらいしか置けないそうです。関税も非常に高く、もう少し日本の産物が輸入される環境が整えば、イスタンブールには1500万人も人口があるので、まだまだ日本食や日本酒が伸びる余地があると感じました。

その後、昨日もお邪魔したZUMAイスタンブールでソムリエチームの皆さんやシェフの皆さんに南部美人のセミナーを行いました。今回は実際にペアリングで私がとても合うとおもっているZUMAの料理もつくっていただき、実際にあわせてみましたが、皆さん大変驚いていました。いつもは想像のなかでペアリングしてもらっていますが、やはり実物があると理解がとても速いですね。

その後はZUMAの兄弟店の「ROKAイスタンブール」にお邪魔して同じく南部美人のセミナーを開催しました。ソムリエチームやシェフの皆さんに南部美人のお酒の説明をさせていただきました。またROKAは世界中でROKASAKEを南部美人で製造しており、そのお酒の説明もさせていただきました。

トルコは誰も蔵元が日本から行っていない未開の地です。でもこれから大いに可能性がある国だと思います。もっと積極的にこれからも関与していく事で、日本酒や和食の可能性を伸ばしていきたいと思いました。