蔵元だより
【南部美人in中東、東欧、南米、メキシコその18】
ペルーのリマに入りました。6年ぶりにやってきたリマは昔と違い、建物もきれいになった印象で、進化が進んでいるな、と感じました。リマの日本食レストランも進化しており、お邪魔した「TOMO」レストランは何と看板など無い、隠れ家中の隠れ家レストランで、ここでソムリエの皆さん向けに南部美人のペルーへ輸出しているお酒の説明と蔵の説明と試飲をさせていただきました。すでにお店ではメニューに入れていただいていますので、どのような料理と相性が良いかなどもメニューを見ながら説明させていただきました。
その後はペルー日系人協会(APJ)にお邪魔して、ペルーへの日本移民の歴史などを館長の伊芸ホルヘ様より資料館を見ながら詳しく説明いただきました。その中にはペルーで造られた日本酒(米のビールとスペイン語で書いているようです)の開栓前の真っ黒に色のついた古酒の展示も見させていただきました。70年以上前のお酒と考えられているようですが、超貴重な資料と思いました。
その後、同協会のセミナールームをお借りして、南部美人をペルー全土に卸販売していただいているSUPER NIKKEIさんの主催でリマを中心とした地域でワインソムリエやインフルエンサーをしている方々やジェトロリマの設楽所長に参加していただき日本酒のセミナーと南部美人の試飲会を開催いたしました。ペアリングの提案もするために、簡単なおつまみなども用意して説明をさせていただきました。質問の時間も予定よりも長くなり、関心の高さを実感しました。
終了後は、懇親会でこちらもすでに南部美人をメニューに入れていただいている「REIWA YAKITORI」にお邪魔して、焼き鳥と南部美人の相性の実証実験をスタッフの皆さんとやらせていただき、その後はペルーの焼き鳥を楽しませていただきました。
長い1日でしたが、とても充実した1日になりました。明日からもペルーでさらに頑張っていきます!!