蔵元だより
【南部美人in中東、東欧、南米、メキシコその22】
メキシコシティーにはたくさんの日本食レストランがあります。ジェトロの報告ですとメキシコには1000店近い日本食レストランがあるそうです。そんなメキシコの日本食レストランに南部美人を卸販売していただいているKUMEさんの、日本酒ソムリエでもあるISAOさんの案内で、様々なレストランで南部美人の蔵の説明とお酒の試飲をしてもらってきました。今回は金印わさびインターナショナルのロス営業所の瀬戸口さんもメキシコに来ており、一緒に日本酒とわさびの素晴らしさをレストランを回って紹介させていただきました。
3日間で10店舗以上回りましたが、その中でもすごかったのは、カウンターだけの寿司と日本酒専門レストラン「SAKE SUSHI BAR」。昼からカウンターでメキシコ人の裕福層が日本酒を飲みながら寿司を楽しんでいます。この店はメニューの9割が寿司ということです。さらにメキシコでは日本酒はいよいよメキシコ料理のレストランにも浸透して行っています。メキシコでも最高のメキシコ料理のお店「PUJOL」。ここは三か月先まで予約の取れないメキシコ料理のレストランで、訪問した日も広い店内でモデルさんの撮影が行われていました。ここに南部美人のawa酒スパークリングがメニューに入っており、今回はそれ以外に純米大吟醸心白山田錦と糖類無添加梅酒が採用されましたので、15人のソムリエとバーとシェフチームにお酒の説明をテイスティングをしながらさせていただきました。
このような、メキシコでも最高のメキシコ料理のお店に日本酒が入る時代が来ています。メキシコ人の裕福層が日本酒に対して意識が高くなり、そこの層がメキシコの日本酒の消費を引っ張ってくれることでさらにメキシコでは日本酒が伸びていくと強く感じることが出来ました。メキシコにはこの先、さらに素晴らしい日本酒の未来があります!!