蔵元だより
【南部美人in中東、東欧、南米、メキシコその23】
メキシコを出発して日本に帰ります。約一か月ぶりに帰国します。もう日本は春でしょうか??(笑)。メキシコ最後の夜は、KUMEのISAOさんや、ロサンゼルスのMTCのTAKAOさん達とみんなで純粋な和食を食べようとなり、日本産和牛のすき焼きを食べに行きました。醤油と砂糖の甘くて濃い味はなんだか日本人としてとてもほっとします。今回皆さんに本当にお世話になったので、私が鍋奉行をさせていただき、すき焼きをやらせていただきました。もちろん締めのうどんも注文して、日本と変わらない味を楽しむことが出来ました。考えてみれば、これもすごい事で、日本と変わらない味をメキシコで当たり前に食べられる。本当にすごい時代が来たものだと感じます。
世界一周の長い出張でしたが、世界はコロナから立ち上がり、コロナ前よりも遥かに前に歩みを進めています。日本食のレベルも相当アップしており、今後日本酒が必要になるのは先進諸国だけではなく、中東や東欧、そして南米でもかなりの需要が出てくると実感しました。まだまだ世界は広い。まだまだ日本酒飲みたい、って言っている国はたくさんあるんだ、と心から感じました。蔵元の出来る事、やらなければいけない事はさらに多くなりました。世界中で、日本酒で乾杯する世界を実現するために、さらに頑張っていきます!!