蔵元だより
【南部美人in北米 その3】
今日も暑いニューヨークですが、ジャパンソサイエティーでの2日目の吟醸酒を味わう会を開催しました。「Flavors of Japan:Sake&Food Festival 2024」という副題で、日本吟醸酒協会の蔵元と、日本酒輸出協会の蔵元の吟醸酒を中心とした日本酒を240名近いお客様に楽しんでいただきました。さらに和食のおつまみも用意され、和食と吟醸酒のマリアージュも楽しんでいただきました。
まず、日本吟醸酒協会の理事長である私からの歓迎のご挨拶と、吟醸酒協会の使命についてお話しさせていただきました。「吟醸酒」を世界に伝えるためにNYに来たとお話しをさせていただきました。その後は日本酒輸出協会のジョンゴントナー氏の吟醸酒の歴史とフードペアリングのお話しがあり、NY在住のフードライターであるAkiko Katayamaさんとのトークセッションでした。
セッション終了後、今回参加している全ての蔵元がステージに上り、ご紹介をしていただきました。
続いて試飲会となりましたが、これが大混雑で大変な事になりました。試飲する部屋へは行列が出来、参加した20以上の蔵元の吟醸酒を大いに楽しんでいただきました。途中でお酒が無くなってしまう蔵もあるほどの大盛況で、NYの日本酒ファン、吟醸酒ファンの熱量の大きさを感じた一夜でした。
吟醸酒協会として、初めてアメリカに来た蔵元も、何度も来ている蔵元も、一丸となり「吟醸酒」という言葉とお酒の素晴らしさを大いに伝えることが出来たと思います。まだまだ先は長い道のりですが、日本吟醸酒協会は日本での吟醸酒を普及させた大きな歴史と成果があります。これを世界へ広げていく事こそ、現代を生きる加盟蔵元の使命と考えていますので、さらに世界への「吟醸酒」の普及と展開を日本吟醸酒協会は推し進めていきます!!