蔵元だより
南部美人inNY、LA その4
ニューヨーク最終日、南部美人をニューヨークで卸販売していただいているニューヨーク共同貿易さんは、ニューヨークのお隣のニュージャージに本社がありますが、営業の中心はマンハッタンにあり、今まではニュージャージからマンハッタンへ毎回行っていましたが、2年前にマンハッタンの中心部にJAPANESE CULINARY CENTER(JCC)というショールームを立ち上げました。ここでは日本の食材から食器、そして地酒までを展示して、マンハッタンの方々に日本文化としてしっかりと伝えている場所で、最近ではこの素晴らしいスペースを使って、展示会を開催する県も出てきました。ちょうど今まさに石川県が、石川県の展示会を開催しており、その展示会をみに行ってきました。食材やお酒を試飲、試食してもらいながらその場で販売でき、さらには漆器や伝統工芸品も販売できることから、この素晴らしい場所で岩手県も同じようなことが出来ないか、岩手県に提案をしてみたいと思っています。
近い将来、このマンハッタンのど真ん中にあるJCCで岩手の物産展が開催できるように、岩手県にしっかりと説明を帰ったらしたいと思います。
その後は、いつも大変お世話になっているNY初の地酒専門酒販店「SAKAYA」さんにお邪魔をしてきました。SAKAYAさんは、NYでも初めての地酒専門店ということから、今ではアメリカ人のお客さんが多く訪れ、地酒を自宅で飲むために購入していくお店です。11月末には発売しようと考えている、毎年恒例の「世界で一番早いしぼりたて生」のお話をしてきました。
SAKAYAさんがあるおかげで、アメリカ人に日本酒が浸透するスピードが格段に上がりました。本当にありがたいことだと思っています。