南部美人をブラジルで卸販売していただいているMEGA SAKEの冷蔵倉庫を見学に他の蔵元の皆さんと一緒に行ってきました。MEGA SAKEはブラジルでは大変珍しい、日本からのリーファーコンテナでの冷蔵輸送を徹底し、現地サンパウロでも0度から5度の冷蔵庫で私達の日本酒を徹底管理してくれています。飲食店さんへの教育も徹底して、取り扱っていただけるレストランも冷蔵庫で保管させるなど、私達の日本酒に対しての徹底的な温度管理を、このまだインフラが整いきれないブラジルで努力を続けてくれています。

そして、夜は「FESTIVAL DO SAKE」イベントの3日目のペアリングディナーが2日目の昨日に続いて、日本から来ている「MAEN Sake pairing restaurant」の井戸雄太シェフと、酒ソムリエの御子柴悟さんのコンビで、本日は昨日とはまた別のレストランで開催されました。昨日はインフルエンサー対象でしたが、本日はブラジルの日本酒ファンの一般人、そして場所の関係もあり、セレブの皆様対象という事で、大いに盛り上がりました。

恒例の各蔵の自己紹介を参加するお客様は真剣に聞いてくれて、MAENさんによる創作料理と、御子柴さんの日本酒ペアリングは、まさに未知との遭遇で、誰もが驚きを隠せませんでした。南部美人は昨夜に続き、鰹節の出汁と一緒にぬる燗で提供され、本日は擦り海老の餃子の強めのポン酢風味とあわあせて提供されましたが、やはり鰹節の出汁の味わいがポン酢と海老との相性抜群で、私自身も未知との遭遇でした。

酒は自由であり、まだまだ日本酒のわからない外国人には「おいしい」よりも「楽しい」から入ってもらう方が多くの興味を誘い、私も参加しているブラジル人の皆さんからたくさん声をかけていただき、たくさんの質問をいただき、本当に素晴らしい時間でした！！