MENU
岩手県二戸市からお取り寄せ 蔵元直送ネットショップ 閉じる

蔵元だより

HOME > 蔵元だより > 【南部美人inNY、南米、欧州 その11(チリ)】

【南部美人inNY、南米、欧州 その11(チリ)】

チリの首都サンティアゴにも大きなスーパーがあります。その1つの「JUMBO」を見学に行きました。おいしそうなフルーツからチーズ、魚、肉、本当に多種多様の食材が売られています。肉のコーナーにはワインがちゃんと一緒に置いてあり、一緒にどうぞ、という提案もしていました。お酒売り場も見ましたが、日本酒は当然売っていません。常温陳列なので難しいのですが、高級なシャンパンやワインは温度調整出来る特別なボックスに入れて売られていました。ここに日本酒が入らないかな、と思っていました。

その後は、今すぐではありませんが、今後3年の可能性として、チリの料理を出すレストランで日本酒をペアリングで出せないかの可能性を探りに行きました。

1つはチリの海鮮料理の専門店の「la mar」です。セビーチェなどのチリ海鮮料理にはとても定評があり、実際に日本人の舌にも合います。ここでお酒を持ちこんでペアリング試験をしてみましたが、予想以上に日本酒との相性が良く、オーナーやソムリエからも好評でした。

もう1つはチリの肉料理の専門店「Happening」です。こちらはチリの牛肉5種類に様々な日本酒をあわせました。さすがに海鮮料理よりは難しかったのですが、日本から持ち込んだ南部美人のオールコウジは抜群の相性で、最高のペアリングでした。

今のチリは、まだ日本料理と日本酒の黄金の組み合わせで展開していますが、チリは日本食レストランが200店ほどで、その中でもちゃんとした日本酒を扱えるお店は80店くらいとみています。そこだけで展開するのはいつか必ず限界が来ますので、その先のチリの海鮮料理レストランは大いなる日本酒の可能性があり、チリの肉料理のレストランもお酒の種類次第では可能性があります。現地料理のレストランに日本酒が入る

一覧に戻る