蔵元だより
南部美人世界一周物語 その2
ロサンゼルスからニューヨークに移動しました。
国内移動なのですが、時差はあるし、6時間近く飛行機に乗らなければいけません。さらにロスは気温が18度くらいのさわやかな暖かさだったのですが、ニューヨークはマイナス10度近い極寒でした。アメリカの広さをいつもこの移動で痛感させられます。
ニューヨークでは、南部美人を販売していただいているニューヨークMUTUALさんにお邪魔して、全体会議で今年の南部美人の酒造りの現状や、今年の方針、そして今絶賛発売していただいている糖類無添加梅酒について追加説明などをきき酒していただきながら行いました。
その後は、私と佐賀の「天吹」の木下常務、山形の「雅山流」の新藤専務の3人の東京農業大学醸造学科同級生のお酒を、1つの「きき酒セット」として、同級生セットを海外では初めてやっていただいているニューヨークの地酒の名店「酒蔵」さんにお邪魔して、実際に同級生セットを味見してきました。さすが、同級生です。どのお酒もレベルが高く、これならば農大の名に恥じぬと安心してきました。
その後は、ニューヨークで新規オープンした日本食レストラン「しずく」さんや、「酒舞」さんなどを訪問しました。どちらの新規店も私の旧来からの大友人がオープンしたお店で、私も感慨深く、色々と話し込んでしまいました。
それ以外にもミッドタウンやイーストビレッジのなじみのお店に顔を出して情報交換をさせていただき、短い滞在でしたが、NYを後にしました。
新しい、元気のあるお店がまた増えているニューヨーク。本当に世界一日本酒がアツイ場所だと思いました。