蔵元だより
南部美人inイスラエル その1
中東の国イスラエルはテルアビブに来ております。私も初めて訪問する国であり、今世界の中でも話題になっているイスラエル。治安面とか心配しいてきましたが、あまりにもまちは安全で、大都会で、すぐ近くはリゾートの海という、日本人のほとんどが想像する砂漠で戦争のイスラエルとは全く違って驚いております。
聖地エルサレムにいくと、旧市街が残り、また違った雰囲気だということですが、テルアビブは夜遅くまでネオンが輝き、人々が飲み歩いている、普通の都会です。
昨日は17時間かけて日本からやってきましたが、夕方到着して、そのまま、イスラエル大使館に勤務する藤原さんという岩手出身の外交官の方と、日本食を視察に行ってきました。
どんな味がするのかな、と楽しみにしていましたが、驚くほどレベルが高く、日本の居酒屋の味とそんなに変わらない、普通においしい日本料理が出てきて驚きました。
昨日行った店は「大波」という古くからイスラエルで頑張っている日本料理屋さんでしたが、開店から私たちが帰るまで、お客さんでアジア人は私たちだけでした。それほど現地の方々に日本食が溶け込んでいるイスラエルに驚きました。
しかし、地酒はまだまだ発展途上で、昨日の大波さんもほとんどが大手の日本酒だけで、まだまだ地酒の私たちの努力不足を感じましたし、これから伸びしろのある市場なのは間違いないと確信しました。
これから数日、イスラエルで日本酒の会や、南部美人にとってとても重要な発表をイスラエルで行いますので、その様子をしっかりと報告していきます。