岩手県酒造組合加盟の蔵元で結成する、全国新酒鑑評会での金賞受賞率を上げていくための勉強会「吟醸酒研究会」の総会が岩手県工業技術センターで開催されました。
総会終了後は、今年の全国新酒鑑評会について、金賞受賞した全ての蔵のデータを公開し、どのような造りを行ったか、事例発表を行いました。今年は岩手県は金賞受賞率が50%と非常に高く、南部美人も金賞を受賞しておりますので、松森杜氏から発表をさせていただきました。
他の蔵の発表も大変興味深く、また全てのデータが公開されたことで、私たちにとっても大いに学ぶ部分がありました。
最後は岩手県工業技術センター醸造部の先生方から、今年の酒の傾向や、審査の傾向の変化、そしてデータから読み取る金賞受賞のアドバイスなど、大変濃い時間となりました。
来年もこの高い金賞受賞率を維持するため、しっかりとみんなで勉強していきたいと思います。