蔵元だより
11月26日
農林水産省で、職員を対象に行われている第67回職員能力向上講座で講師をしてきました。「震災復興と米国日本酒市場の開拓」と題して、お話をしてきました。
2012年にシカゴのジェトロさんが主催して開催されたシカゴでの講演会で、農林水産省からシカゴジェトロへ出向していた方が、今年日本へ帰ってきており、その際の私の話がとても良かったので、日本でも多くの職員の方々に聞いてほしいということから今回の講座での講義が実現しました。
いつもは20人くらいの参加なのだそうですが、今回はその倍の40人近くが参加してくれました。
現在、国会開催中で、農林水産省は減反の政策転換の法案や、TPPの関係で大変忙しい中なのですが、たくさんの方々に参加していただき、本当にうれしかったです。
農林水産省と日本酒は、今まであまり接点が実は少なくて、もっとお近づきになりたいと、ずっと思っていたので、今回の機会は私にとっても大変ありがたいです。酒米不足の問題も、減反から醸造用の米が外れることが決まりそうですし、今後良い方向に進みそうです。
これからもしっかりとこの機会を生かし、農林水産省の皆さんとも連携して酒造りを進めていきたいと思います。