蔵元だより
12月31日
2013年も今年で無事に終わることが出来ます。しかし、酒蔵は仕込みがあるため、大晦日も正月も関係なく杜氏や蔵人は出社します。これも酒蔵の伝統的な年末年始の風景です。
今年もたくさんの皆さんにお世話になりました。本当にありがとうございます。
色々なことがあった2013年。やはり先日の12月1日で株式会社南部美人の代表取締役社長に就任したことが、今年のもっとも大きな出来事の1つです。
さらに、海外事業では、二戸市の初の海外PR事業でニューヨークに行けたこと、日本吟醸酒協会と日本国が共催する国連での吟醸酒試飲会、初のイスラエルでの南部美人のお酒の会、コーシャの認定の取得など、海外での可能性を大きく伸ばす1年となりました。
日本酒のほうでは、全国新酒鑑評会での金賞受賞、秋の東北清酒鑑評会での金賞受賞など、大事な鑑評会でしっかりと金賞を受賞させていただきました。伝統的な酒造りを大事にし、王道の酒造りができるように、これからも頑張りたいと思います。
さらに、リキュール部門では、昨年末に建設されたリキュールの第2蔵が今年から本格稼働し、日本酒の本社蔵を使わずに、リキュール蔵で全てのリキュールの仕込みや作業が完結できるようになり、1年を通してリキュール製造が可能になりました。新しく「ゆずレモン酒」なども発売することが出来て、今後に向けて楽しみな展開になってきました。
色々なことがあった2013年。良いことだけではなく、小保内市長の死去など悲しい出来事もありましたが、皆さんの応援のおかげで何とか2013年を終えることが出来そうです。
皆さん、1年間南部美人を応援していただき、本当にありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いします。