蔵元だより
1月29日
平成25年度輸出拡大推進委託事業のうち国別マーケッテイング調査検討委員会の第2回の会議が農林水産省の2階会議室で開催されました。
私もこの委員会の委員に任命されておりますので、参加をしてきました。
今回は韓国と中国の事務局による視察報告がされたり、今後の日本酒輸出について、オールジャパンで進めていくためにはどのような形や力が必要なのか、各委員から様々な意見が出ました。
このように輸出に関して、農水省、国税庁、内閣府、JETROなどの公的機関から、輸出を実際にしている商社や酒造組合中央やSSIなどの業界団体まで幅広い方々が同じテーブルで日本酒輸出の未来を語りながら、日本酒輸出を大きく伸ばしていくために知恵をしぼる会議はとても貴重で、まさにオールジャパンで日本酒の輸出を推進していく原動力となる会議だと思います。長い日本酒の歴史の中でも、今ほど官民の力を合わせて輸出に取り組んでいる時代は無く、今まで各蔵がそれぞれ頑張ってきた力と、日本国の国策としての日本酒輸出に対するバックアップをいただきながら、世界に対して日本の伝統文化の象徴である日本酒の価値を伝播していきたいと思います。