蔵元だより
2月1日
今年は寒い日が続き、ちょっと暖かい日があったかな、と思うと、また寒く雪の日が続きます。昨日も岩手県は低気圧の影響か、今まででも最大級の吹雪でした。その影響で高速は岩手県北ではほとんどストップしてしまうほどでした。
そんな中で、蔵では大吟醸の仕込みが終盤を迎えています。昨年の12月から順次仕込んできた大吟醸。麹は夜も泊まりでお世話をしなければいけませんし、気を抜ける日がありません。
杜氏はじめ、蔵のスタッフは常に緊張し、張りつめています。あと少しで今年の大吟醸の仕込みも終了します。もう少し頑張れば、やっと自分の布団で眠ることができます。
大吟醸を仕込む、ということは、これだけの苦労があります。ぜひ大吟醸を飲むときは、じっくりと味わっていただき、杜氏や蔵人の頑張っている姿を思い浮かべていただきながら、楽しんでいただければうれしいです。