仕込み蔵を暖房
日本酒の仕込みは寒い方が良い、とされておりまして、当然私たちの蔵も寒い方が仕込みはしやすいです。しかし、今年は例年以上に寒く、仕込み蔵の温度が低くなりすぎて、もろみ末期のものならば温度を下げていきますので問題ないのですが、もろみ初期のものが温度が上がりにくくちょっと困っています。そこで、もろみ初期のものが集まる場所だけ、ちょっとだけ暖房をしてあげています。西の蔵からしてみれば、仕込み蔵を暖房?となりますが、北の蔵だとこういった点にも気を付けなければよいもろみ管理が出来ないという地域特性があるのです。