蔵元だより
あれから4年
昨日は3月11日、東日本大震災から4年が経過しました。どのように感じるかは人それぞれだと思いますが、私自身はあっという間の4年間だったな、と感じております。私の人生も4年前の3月11日から大きく変わりました。震災があったからこそかかわりの増えた方々、そして亡くなっていった仲間、人生の中で必ず語らなければいけない年が2011年です。震災前から交流をスタートしていたゆず農家の皆さんとの「北限のゆず」プロジェクトは審査復興と言う意味合いも大きくなり、今では陸前高田の名産品にまで名前があがってきました。これはとてもうれしいことです。しかしその反面、まだ前を向けない人もたくさんいます。昨日は2時46分に社員全員で黙とうをささげ、震災から5年目の年に向けて決意を新たにしました。